【必見】ミモザの切り花を長持ちさせる方法【ミモザの日持ちってどのくらい?長持ちするコツ教えます!!】

2023年8月5日
お花屋さんでミモザのお花を買ってきたんだけど、花瓶に入れて飾っていたら3日間しかお花が保ちませんでした…ミモザを長持ちさせるコツや日持ちについて教えて。

今回はこういったお声に参考になる記事を用意しました。
 

この記事では『ミモザの切り花を長持ちさせる方法』ということで、ミモザの切り花を長持ちさせる上で必要な剪定方法、またミモザを購入する際に日持ちしやすいミモザ選び方などミモザの切り花を長持ちさせるエピソードを解説していきます。

記事の内容を理解・実践してもらうと、ミモザを長持ちさせるのに必要な剪定方法や管理方法が分かるようになり、お気に入りのミモザの切り花がすぐに枯れてしまうことなく、あなたのお部屋を明るく彩るのにきっと役立ちます。
 

私は園芸歴10年ほど。
これまで100種類ほど植物を育ててきました。
 

最初にいっておくと、ミモザの切り花を長持ちさせる上で注意すべき点は乾燥です。

ミモザの切り花は乾燥にとても弱いため、定期的な水分補給が欠かせません。

暖房をつけることにより乾燥が進むと、つぼみや花が固くなってしまいます。また、風が直接当たる場所に置くのも乾燥する原因となってしまいます。

せっかくのミモザの切り花を長く楽しむために、正しい管理方法を覚えておきましょう。

「ミモザの日持ちを少しでも良くしたい」「ミモザのお花が咲かなくなってしまった」とお困りの方は最後まで記事を読んでみてください。

Contents


ミモザってどんな植物?

日本でミモザはギンヨウアカシアやフサアカシアなど、アカシア属の花木の総称として親しまれていますが、本来は「オジギソウ」を指す学名です。

アカシア属とオジギソウ属の葉や花の形が似ていることから誤用されましたが、現在はギンヨウアカシア・フサアカシアなどの総称として定着しています。

ミモザはオーストラリアを原産とする植物で、日本に渡来したのは明治時代の頃です。

開花時期の3~4月頃になると、黄色いポンポン状の愛らしい花を咲かせます。

ミモザはとても香りが良いので、昔から香水や石鹸の原料に使われてきました。

イタリアでは3月8日はミモザの日

「国際女性デー」として有名な3月8日は、イタリアでは「FESTA DELLA DONNA(フェスタ・デラ・ドンナ=女性の日)」と呼ばれ、男性が日ごろの感謝を込めて身近な女性にミモザの花を贈るという素敵な習慣があります。

贈る相手は恋人や奥さん、お母さんやおばあちゃんまで女性全員が対象。この日はイタリアの街中が黄色に染まり、いたるところでミモザの花を売る人や、店先にミモザを飾る光景が見られます。

ミモザを長持ちさせるために

ミモザは水上がりがよくないお花なので、しっかり手入れしてあげる必要があります。

特に切り花の状態はよりこまめなお手入れによって日持ち期間や蕾が花開くかどうかも変わってきます。

ここではミモザの切り花を長く楽しむためのお手入れのコツをご紹介します。

不要な葉や枝は取り除き、短めにカット

手入れ方法としては生ける前に蕾がない枝や葉を切り落としましょう。

そうすることで蕾が付いている枝に水分が回るようになり、多少、花が開きやすくなります。また、枝を短くすることでより枝先へ水分が伝わりやすくなるので、必要以上に長いまま楽しむのは避けましょう。

切り口を斜めにカットし、切れ込みを入れる

ミモザの切り花を花瓶に生ける場合、まず切り口は斜めにカットしましょう。

斜めにカットし、十字に切れ込みを入れることで断面の面積が大きくなり、水上がりが良くなります。

また、切れ込みではなく、ハンマーなどで叩いて潰してあげてもOKです。

基本的にミモザは枝物にカテゴリーされています。枝物は生花と比べると水揚げが悪く、枝物は茎を割ったりするとよいと言われています。

できる限り毎日花瓶の水を替える

こまめに水を入れ替えること。これは切り花を生ける際の基本となります。

食器用洗剤でしっかり花瓶を洗い、花瓶を清潔な状態で保ちましょう。

お水に切花栄養剤を入れるとさらに効果的です。

乾燥に弱いので霧吹きで水分を与える

ミモザは乾燥に弱いので、枝やお花に霧吹きをかけて直接水分を与えましょう。

ミモザが旬を迎える時期ははまだ肌寒く、部屋に暖房をつけていることが多いと思います。

暖房をつけることにより乾燥が進むと、つぼみや花が固くなってしまいます。

また、風が直接当たる場所に置くのも避けましょう。

まとめ:こまめな霧吹きでミモザを乾燥から守ろう!!

というわけで、【必見】ミモザの切り花を長持ちさせる方法【ミモザの日持ちってどのくらい?長持ちするコツ教えます!!】を書いてきました。

この記事で解説した『ミモザの切り花を長持ちさせる方法』を実践してもらうと、ミモザのお花を毎年楽しむことができるようになりますよ。

もう1度確認しましょう。

【ミモザってどんな植物?】
1、ミモザはオーストラリアを原産とする植物で、日本に渡来したのは明治時代
2、黄色いポンポン状の愛らしい花を3~4月に咲かせる
2、イタリアでは3月8日に男性が女性にミモザの花を贈る

【ミモザを長持ちさせるために】
1、生ける前に蕾がない枝や葉を切り落とす
2、切り口を斜めにカットする
3、できる限り毎日花瓶の水を替える
4、乾燥に弱いので霧吹きで水分を与える

以上がミモザの切り花を長持ちさせるポイントになります。

基本的に注意することは乾燥になります。

ミモザの切り花は乾燥にとても弱いため、定期的な水分補給が欠かせません。暖房をつけることにより乾燥が進むと、つぼみや花が固くなってしまいます。また、風が直接当たる場所に置くのも乾燥する原因となってしまいます。

茎から吸い上げた水分を空気の乾燥によって蒸発してしまわないよう、しっかり霧吹きで枝や花芽に水分を補給してあげましょう。十分な水分が確保できると、ミモザの切り花が長持ちします。

ひとたびミモザの切り花を長持ちさせる方法を覚えてしまえば、お家のミモザを長く楽しむことができますし、他の切り花にも活かすことができます。

ミモザを育てることはガーデニングに携わっていく上で、植物を今以上に輝かせることができる大事な技術なので、がんばって身につけましょう。