| フィカス・アムステルダムキングを購入したんだけど、もう少し幹を太くできたらカッコいいのに…どうやってフィカス・アムステルダムキングの幹を太くさせるの？ |
今回はこういったお声に参考になる記事を用意しました。
この記事では『フィカス・アムステルダムキングの幹を太くする方法』をフィカス・アムステルダムキングの幹の成長とともに、フィカス・アムステルダムキングの幹を大きくする具体的な方法について解説していきます。
記事の内容を理解・実践してもらうと、フィカス・アムステルダムキングの幹を太くすることが出来て、オシャレなインテリアとしてさらに魅力的な観葉植物になりますよ。
私は園芸歴10年ほど。
これまで100種類以上の植物を育ててきました。
最初にいっておくと、植物全般に言えることなんですが、フィカス・アムステルダムキングの幹を太くするには正直時間がかかってしまいます…。
しかし、フィカス・アムステルダムキングの幹を少しでも早く太くするための方法があります。その方法を実践すれば、フィカス・アムステルダムキングの幹をあなた好みの太さにする事が出来ますよ。
フィカス・アムステルダムキングの幹を太くしたいと悩んでいる方は最後まで記事を読んでみてください。
Contents
幹が太くなるのに必要な時間は?
まずはじめに、フィカス・アムステルダムキングの幹を太くする方法を述べる前に、知っておいてほしいことは、フィカス・アムステルダムキングに限らず、樹木の幹を太くするためには、非常に年月がかかるということです。
フィカス・アムステルダムキングを屋内栽培から屋外栽培に切り替えたり、窒素を多く含む肥料を与えれば、すぐにフィカス・アムステルダムキングの幹が太くなるというわけではありません。
生産者の方々も、幹の太いフィカス・アムステルダムキングを作るために、長い年月をかけて育てているので、当然ですが、幹の太いフィカス・アムステルダムキングは、それなりのお値段がします。
フィカス・アムステルダムキングの幹を太くするためには、3年から5年、もしくはそれ以上の、根気のある作業が必要になることを覚えておきましょう。
関連記事→【必見】フィカス・アムステルダムキングの剪定方法【成長点に注意するだけで失敗しない剪定が可能!?】
フィカス・アムステルダムキングの成長について
フィカス・アムステルダムキングの成長は他の観葉植物に比べ、かなり遅い方になります。
1年間でどれくらい伸びるかは置き場所や水のペースによって異なりますが、年に15cm前後だと思います。 また鉢植えの場合はせいぜい2～3mくらいまでだと思います。
フィカス・アムステルダムキングの幹を太くする場合は成長期にいかに大きく出来るかに限ります。
フィカス・アムステルダムキングの成長期は3~10月頃くらいまでになります。
これ以外の時期にはほとんど成長しません。
この成長期にフィカス・アムステルダムキングの根を充実させ成長速度を高めることが幹を太くする近道になります。
フィカス・アムステルダムキングの幹を太くする方法
適切な剪定をする
幹を太くするためには、まず剪定が欠かせません。
冬に古い枝を切り取り、春に新しい芽が出るように刺激します。
過度に剪定すると成長が遅くなるため、剪定は適度に行いましょう。
切り戻しも効果的なので大胆に幹を太くしたいのであれば試してみるのもいいです。
幹を太くするやり方では一番効果があります。
しかしほとんどを切り取るので見た目がイマイチになります。
切り戻しと言うのは、地上部をほとんど切り取り、幹の一部を残して新たに成長させます。
養分が幹の部分に集中することで太りやすくなります。
関連記事→【必見】フィカス・アムステルダムキングの剪定方法【成長点に注意するだけで失敗しない剪定が可能!?】
屋外で育てる
フィカス・アムステルダムキングは日光が豊富な場所で育てるとよく成長します。
日光をかなり当てる必要があるので成長期は出来るだけ屋外で育てましょう。
日光不足になると、成長が遅くなり幹が太くなりづらくなります。
基本的なことですが、室内と屋外では日照時間が異なります。
自然の風もありますので、その分成長も早くなります。
地植えにすると一番いいですが、フィカス・アムステルダムキングは寒さに弱いのでオススメはしません。
窒素分が多い肥料を与える
フィカス・アムステルダムキングは、元肥に有機質肥料、追肥に化成肥料を使用することが効果的です。
ただし、肥料の過剰な使用は新芽の成長に悪影響を与えるため、適切な量の肥料を与えるようにします。
幹を太くするためには少しだけ多めに使用します。
肥料には三要素があり、なかでも窒素が幹周りを太くする要素のひとつになります。
多すぎると問題があるため、少し多めに窒素分が含まれる肥料を与えましょう。
関連記事→【検証】観葉植物の肥料の使い方【種類や使い方など状況ごとのおすすめな肥料をご紹介します】
枝分かれを整える
枝分かれを整えることも、幹を太くする上では有効です。
特に幹の途中で中途半端に分かれているものを整理すると効果的に幹が太くなっていきます。
枝分かれを整理することは、不要な枝を剪定していくだけなので、比較的切り戻しよりも簡単に行えるかと思います。
枝分かれの整理をする場合も、フィカス・アムステルダムキングの成長期に行うようにしましょう。
まとめ：成長に合わせて適度にメンテナンスを!!
というわけで、【解決】フィカス・アムステルダムキングの幹を太くする方法【成長期のメンテナンスを覚えよう】を書いてきました。
この記事で解説した『フィカス・アムステルダムキングの幹を太くする方法』を実践してもらうと、去年よりもフィカス・アムステルダムキングの幹が太くなってインテリアに映えるようになりますよ。
もう1度確認しましょう。
【幹が太くなるのに必要な時間は？】
樹木の幹を太くするためには、非常に年月がかかる
【フィカス・アムステルダムキングの成長について】
1、観葉植物の中では成長が遅く、1年間で15cm前後
2、フィカス・アムステルダムキングの成長期は3~10月頃くらいまで
【フィカス・アムステルダムキングの幹を太くする方法】
1、適切な剪定をする
2、屋外で育てる
3、窒素分の多い肥料を与える
4、枝分かれを整える
フィカス・アムステルダムキングの幹を太くする方法を覚えてフィカス・アムステルダムキングの幹が太くする事が出来れば、自然と他の樹木でも活用できるようになります。
「もうちょっと幹を太くしてカッコよくしたいな」って思った時は、このフィカス・アムステルダムキングの幹を太くする方法を実践すれば、ほかの樹木の幹も太く出来るケースが多いので、ぜひこの方法を覚えて今後の園芸にも活かして行きましょう。