【必見】フィカス・ウンベラータの育て方【室内でも元気に育てるコツは〇〇に注意するだけ!!】

2024年6月3日
室内でフィカス・ウンベラータを育てていますが、葉っぱの色が少し黄色くなってきました。肥料やお水を与えてもなかなか元に戻りません…フィカス・ウンベラータの枯れない育て方について教えて。

今回はこういったお声に参考になる記事を用意しました。

この記事では『フィカス・ウンベラータの育て方』ということで、フィカス・ウンベラータを室内で育てる上で必要な管理方法、また室内で管理する際の注意点などフィカス・ウンベラータにまつわるエピソードなどを解説していきます。

記事の内容を理解・実践してもらうと、フィカス・ウンベラータに必要な育て方や管理方法が分かるようになり、お気に入りのフィカス・ウンベラータが枯れることなく、あなたのお家を明るく彩るのにきっと役立ちます。
 

私は園芸歴10年ほど。
これまで100種類ほど植物を育ててきました。
 

最初にいっておくと、フィカス・ウンベラータを育てる上で注意すべき点は日当たりと水やりです。フィカス・ウンベラータは日当たりのいい場所を好みますが、強い日差しには注意する必要があります。強い日差しが長時間当たると葉が傷んでしまいます。せっかくの特徴的な葉を痛めないよう、季節ごとに置き場所は注意が必要になります。

またフィカス・ウンベラータはむしろ可愛がりすぎて、毎日水を与え過ぎて枯らしてしまうパターンがほとんどです。かく言う私も水やりで失敗した経験があります。

ただ、この日当たりと水やりさえ注意していただければ、通年フィカス・ウンベラータを楽しんでいただけます。

『フィカス・ウンベラータを今よりも大きくしたい方』や『フィカス・ウンベラータの元気な育て方がわからない』とお困りの方は最後まで記事を読んでみてください。

Contents


フィカス・ウンベラータの特徴

インテリア性の高いフィカス・ウンベラータは、一鉢置くだけでナチュラルでおしゃれな空間を作り出してくれます。そのため、初めて観葉植物を育てる方にも人気のインテリアグリーンです。

再生力がとても高い植物であるため、少し枯れて葉っぱを落としてきたとしても、春にふたたび新芽がたくさん吹いて元気になります。

大きなハート型の葉

大きなハート型の葉が特徴的なフィカス・ウンベラータは、ラテン語で「傘」という意味です。上に向かって伸びていき、横にも葉を広げながら、その名のとおり傘を広げたような樹形に生長します。

若い株は幹が柔らかいので、まっすぐ仕立てたい場合は早めに支柱を立ててあげましょう。その性質を生かし、あえて曲がった樹形に仕立てて楽しむのもおすすめです。自生地では10mを超える大きさに生長しますが、鉢植えで育てれば、植え替えや剪定で大きさは調整可能です。

フィカス・ウンベラータと花言葉

フィカス・ウンベラータの花言葉は「永久の幸せ」「すこやか」「夫婦愛」です。すこやかに育ち、ハート型の葉っぱを付けることから名付けられています。

いずれも幸せを感じさせてくれる素敵な花言葉です。大切な方の結婚や出産などお祝い事の贈り物に適しています。

フィカス・ウンベラータと風水

丸い葉を持つフィカス・ウンベラータは、置いた場所の気を調和しリラックス効果をもたらしてくれます。そのため、家族の集まるリビングや寝室に置くと家族全体の気を調和してリラックスできる空間になるでしょう。

また、ハート型の葉っぱなので恋愛運を高める効果があります。風水では東南の方角が人間関係や良縁を意味します。

そのため、東南の方角にフィカス・ウンベラータを置いて育てることで恋愛運がさらに高まるんですよ。良い出会いを求めている方は、ぜひ東南に置いて育ててみてはいかがですか?

フィカス・ウンベラータの育て方

フィカス・ウンベラータは、初めて植物をお部屋に迎える方にも育てやすい植物ですが、育て方にはポイントがあります。

ここでは、フィカス・ウンベラータの育て方について解説します。育て方のポイントを押さえて、適切に育てることができれば、美しい姿で元気に育ち続けるでしょう。

フィカス・ウンベラータの置き場所

フィカス・ウンベラータは日当たりの良い場所を好みます。年間を通して暖かく風通しの良い場所であれば屋外、屋内どちらの環境でも育てることができますが、冬の管理には注意が必要です。

【屋外で管理する場合】

フィカス・ウンベラータは気温が18℃~30℃になると活発に生長します。そのため暖かい春から秋は風通しの良い屋外で管理するのも良いでしょう。

初めは軒下などの半日陰の場所に置いて、徐々に屋外の環境や日差しに慣らします。真夏になると直射日光や西日が強くなるので、再び軒下に移動したり、遮光ネットを使用したりして半日陰の場所を作ってあげると葉焼けしにくくなります。

フィカス・ウンベラータは暑さに強く、寒さにはやや弱いです。5℃程度の気温に耐えることができますが、最低気温が10℃を下回る10月中旬から11月頃までには室内に取り込んで管理しましょう。

【屋内で管理する場合】

室内では直射日光が差し込むお部屋ではレースカーテン越しの窓辺に、あまり日の光が入らないお部屋ではガラス窓越しに飾るのがおすすめです。

湿潤な環境を好むため、エアコンの乾燥した風が直接当たる場所には置かないようにしましょう。また夏は冷えすぎないように温度管理に注意します。屋内で管理していて葉が黄色や茶色に変色したら日照不足の可能性があるため、明るい窓辺などに置いて様子を見てください。

冬は窓から冷気が入ってきやすいので、窓際より少し内側に置きましょう。夜間、暖房を切って室温が5℃を下回る場合は、発泡スチロールの箱に入れたりプチプチを巻いて防寒対策をしてあげます。おしゃれな鉢カバーに入れて二重鉢にすれば、保温効果とインテリア性が高まるのでおすすめです。

関連記事【解決】フィカス・ウンベラータを大きくする方法【成長期の正しいメンテナンスを覚えよう!!】

フィカス・ウンベラータの水やり

観葉植物の水やりのコツは、季節に合わせてメリハリをつけることです。また鉢皿に水が溜まっていると根腐れや病害虫が発生する原因となるので、水やりの後は必ず捨ててください。

【春から秋の水やり】

気温が暖かい春から秋は土の乾きが早いうえに、フィカス・ウンベラータも良く育つ時期です。

夏はより水を欲しがるので、水切れに注意しましょう。春と秋は土の表面が乾いたら、夏は土の表面が乾き始めたら、鉢底から水が流れるまでたっぷりと与えてください。

【冬の水やり】

気温の低い冬は土の乾きも遅く、植物の生長も緩やかになるので、水を与えすぎてしまうと根が水分を吸収しきれずに土が冷え、根腐れを起こし枯れてしまう原因となります。

そのため、気温が下がり始める秋の中頃から徐々に水やりの頻度を少なくしていきましょう。冬は土の表面が乾いてから2~3日後にたっぷりと与え、土の状態は乾燥気味にします。空気は乾燥させないように葉水をして湿度を保ちましょう。

また大ぶりな葉をしているフィカス・ウンベラータは、葉にほこりが付きやすいです。ほこりが溜まってしまうと光合成の妨げになってしまうため、葉水をしたらティッシュやタオルなどの柔らかい布でふき取るようにお手入れしてあげましょう。

関連記事【重要】観葉植物の水やりの基本【室内で育てる場合の水やりの頻度やコツをマスターしよう!!】

フィカス・ウンベラータの肥料

フィカス・ウンベラータを育てる上で肥料は必須ではありませんが、肥料を上げることで葉の色味を鮮やかにしたり、生長を促進することができます。

肥料をあげるのが手間だと感じる場合には、植え替えの際に、緩効性肥料を土に混ぜ込んでおくと良いでしょう。緩効性肥料は時間をかけてゆっくりと効いていき、およそ3ヶ月ほど効果が持続します。

土に肥料を混ぜ込んでいない場合や、時間が経って効果が薄れてきたら、液肥や置き肥を使うことができます。春夏の生育期には、2か月に1度置き肥を置くか、2週間に1度のペースを目安に希釈した液肥をあげてください。

栄養を必要としない休眠期の冬は、根が傷むことがあるため肥料を与える必要はありません。

肥料は毎年、毎回、必要というわけではないですが、鉢植えで育てる場合は、鉢の中の栄養素に限りがあるので植物の様子を見て与えるようにしましょう。

関連記事【検証】観葉植物の肥料の使い方【種類や使い方など状況ごとのおすすめな肥料をご紹介します】

フィカス・ウンベラータの剪定

フィカス・ウンベラータは剪定をすることで見栄えが良くなることはもちろんですが、通気性が良くなり病害虫がつきにくくなります。

気温が18℃以上になる4月中旬~9月頃の生育期に剪定しましょう。ただし、暑すぎると回復が遅れてしまうので、猛暑日は避けて行ってください。込み合っている枝葉を間引き、大きすぎる場合は切り戻して樹形を整えます。

またフィカス・ウンベラータの特性で、切り口から白く粘度のある樹液が出てきます。衣類や絨毯、床に付着すると取れないので新聞紙などを敷いて、エプロンを着用して行いましょう。また樹液で皮膚がかぶれる危険性があるので手袋を着用して樹液に触れないよう気を付けてください。

関連記事【必見】フィカス・ウンベラータの剪定方法【剪定時期や剪定位置、剪定がなぜ必要なのかを徹底解説!!】

フィカス・ウンベラータの植え替え

フィカス・ウンベラータは一般的に、2〜3年に1回程度を目安に植え替えが必要になります。以下は植え替えが必要なサインです。

  • 葉先が茶色に枯れてきた
  • 鉢底から根が出ている
  • 水はけが悪くなってきた
  • 葉がよく落ちる

植え替えに適した時期は5〜9月頃で、できれば5〜6月に行えると最適です。

寒い季節に植え替えをするとフィカス・ウンベラータに負担がかかってしまうため、秋や冬の植え替えは避けてください。

また、水やり後は根や茎がやわらかくなり、ダメージを受けやすい状態になるため、植え替え前の1週間程度は水やりを控えてあげましょう。

関連記事【解決】フィカス・ウンベラータの植え替え方法【確実に大きくしたいなら〇〇することが重要!!】

フィカス・ウンベラータのよくあるトラブルと対処法

初心者でも育てやすいフィカス・ウンベラータですが、もちろんトラブルも存在します。

ここではトラブルが起きたときの対処法を解説していきます。あらかじめ対処法を知っておけば、いざ何かあっても安心です。

根腐れ

根腐れとは、植物の根が腐った状態のことです。根腐れは根の先端部分から徐々に腐っていき、放置すると、幹が株元から腐って枯れていきます。

根腐れでは、以下の症状が見られます。

  • 水をあげても元気にならない
  • 土がなかなか乾かない
  • 葉が落ちやすい
  • 葉が茶色・黄色に変色している
  • 幹や幹の根本が柔らかい

根腐れの対処法は、鉢を入れ替えて土の環境を変えること。

傷んでしまった根は取り除き、健康な状態が取り戻せるような環境を与えてあげましょう。

枝先がダメになっている場合は、生きている部分までカットし、新しい葉を出すことで回復させます。

根元から腐っている場合は、無事な部分で切り取り、挿し木にして発根させて回復させましょう。

根腐れが起こると、新芽を残すように古い葉を落とす現象が見られます。重度の根腐れの場合は、新芽や枝の先から枯れることがあるので注意が必要です。

根詰まり

根詰まりとは、鉢の中で根がいっぱいになることで起きる症状です。

根詰まりは、以下の症状が見られます。

  • 水が浸透しづらくなる
  • 底から根が出てくる
  • 葉が黄色くなる
  • 鉢にヒビが入る

特に春夏の成長期で一気に伸びてしまうと上記のような症状が起きてしまいます。すぐに枯れる要因にはなりませんが、放置してしまうとフィカス・アルテシマに悪影響です。

根詰まりの対処法は植え替えをすること。

フィカス・アルテシマを現在の鉢より1つ上の大きい鉢に植え替えることで、上記の症状はほとんど解消されるでしょう。植え替えを行う時期も春夏の成長期が最も適しています。

葉焼け

葉焼けとは、日光の当たりすぎによって葉の色が変色してしまう症状です。

葉焼けでは、以下の症状が起きます。

  • 葉の色素が抜けて白くなっている
  • 葉の一部が茶色く枯れている

葉焼けの症状に気がついたら、早めに置き場所を検討し直すことが必要です。

葉焼けの対処法は、直射日光を避けて遮光すること。

葉焼けが起こるということは、日光が当たりすぎている可能性が高いため、直射日光に当てないような措置を取りましょう。

また、一度焼けてしまった葉は二度と元に戻りません。傷んだ葉はカットし、新しい健康な葉が生えてくるのを待ちましょう。

ハダニ

ハダニは繁殖力の強さと、薬剤耐性を持つとても厄介な害虫です。

ハダニが発生すると以下の症状が起きます。

  • 葉にクモの巣のような糸がついている
  • 葉の裏に小さな虫がついている
  • 葉に斑点や傷がある

放っておくと糸を張って大量発生する危険性もあるので、早めに対処を行いましょう。

ハダニの対処法はハダニに効果のある液体を噴霧すること。

ハダニが湧いてしまったら、市販の殺虫剤(ベニカファインスプレー・オルトラン)を使用するのが効果的です。2倍に薄めた牛乳などの液体を噴霧する対処法もありますが、匂いが気になる方には水で洗い流す方法もおすすめです。

そもそもハダニは、こまめな霧吹き・葉をふき取りきれいにすることを怠らなければ発生しません。

常にきれいな状態を保つために、霧吹きの購入は必須といえます。月に一度はシャワーで洗い流すなどの管理も必要です。

まとめ:正しい管理でフィカス・ウンベラータを育てよう

というわけで、【必見】フィカス・ウンベラータの育て方【室内でも元気に育てるコツは〇〇に注意するだけ!!】を書いてきました。

この記事で解説した『フィカス・ウンベラータの育て方』を実践してもらうと、フィカス・ウンベラータを通年通して、室内で楽しむことができるようになりますよ。

もう1度確認しましょう。

【フィカス・ウンベラータの特徴】
1、大きなハート型の葉が特徴的で、ラテン語で「傘」という意味を持つ
2、「永遠の幸せ」「すこやか」という花言葉があり、祝い事の贈り物に最適
3、置いた場所の気を調和しリラックス効果をもたらす

フィカス・ウンベラータの育て方】
1、暖かく風通しの良い場所であれば屋外、屋内どちらでも育てることが可能
2、冬は土の表面が乾燥してから2〜3日後に、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水を与える
3、葉にホコリがつきやすいので、葉水の後にティッシュで拭き取る
4、春から夏の生長期に緩効性肥料を2ヵ月に1回、液体肥料を2週間に1回与える
5、気温が18℃以上になる4月中旬~9月頃の生育期に剪定を行う
6、2~3年に1回、生育期の5~9月ごろに植え替えを行う

【フィカス・ウンベラータのよくあるトラブルと対処法】
1、水のやり過ぎによる根腐れに注意する
2、根腐れの対処法は、鉢を入れ替えて土の環境を変えること
3、成長期による根詰まりに注意する
4、根詰まりの対処法は1つ上の大きい鉢に植え替えること
5、日光の当たりすぎによる葉焼けに注意する
6、葉焼けの対処法は、直射日光を避けて遮光すること
7、
生育期のハダニの発生に注意する
8、ハダニの対処法は、ハダニに効果のある液体を噴霧すること

以上がフィカス・ウンベラータの育て方に関するポイントになります。

フィカス・ウンベラータを育てる上で注意すべき点は日当たりと水やりです。

フィカス・ウンベラータは日当たりのいい場所を好みますが、強い日差しには注意する必要があります。強い日差しが長時間当たると葉が傷んでしまいます。せっかくの特徴的な葉を痛めないよう、季節ごとに置き場所を変えて管理しましょう。

またフィカス・ウンベラータを冬に枯らしてしまう方が非常に多いので、冬の水やりには注意しましょう。

ひとたびフィカス・ウンベラータの育て方を覚えてしまえば、翌年もフィカス・ウンベラータが立派に成長していく姿を見ることができますし、他の観葉植物にも活かすことができます。

フィカス・ウンベラータを育てることはガーデニングに携わっていく上で、植物を今以上に輝かせることができる大事な技術なので、がんばって身につけましょう。