【人気】モンステラの育て方【室内でも元気に育てるコツは日当たりと水やりに注意するだけ!?】

2024年4月17日
室内でモンステラを育てていますが、葉っぱの色が少し茶色くなってきました。肥料やお水を与えてもなかなか元に戻りません…モンステラの枯れない育て方について教えて。

今回はこういったお声に参考になる記事を用意しました。

この記事では『モンステラの育て方』ということで、モンステラを室内で育てる上で必要な管理方法、また室内で管理する際の注意点などモンステラにまつわるエピソードなどを解説していきます。

記事の内容を理解・実践してもらうと、モンステラに必要な育て方や管理方法が分かるようになり、お気に入りのモンステラが枯れることなく、あなたのお家を明るく彩るのにきっと役立ちます。
 

私は園芸歴10年ほど。
これまで100種類ほど植物を育ててきました。
 

最初にいっておくと、モンステラを室内で育てる上で注意すべき点は日当たりと水やりです。基本的にモンステラは直射日光を好むため、屋外でも日陰の場合はひょろひょろになる恐れがあります。鉢植えの場合は、直射日光に当たる場所に移動させて管理することが重要です。

またモンステラはむしろ可愛がりすぎて、毎日水を与え過ぎて枯らしてしまうパターンがほとんどです。かく言う私も水やりで失敗した経験があります。

ただ、この日当たりと水やりさえ注意していただければ、通年モンステラを室内で楽しんでいただけます。

『室内でモンステラを育てると枯れてしまう』や『モンステラの元気な育て方がわからない』とお困りの方は最後まで記事を読んでみてください。

Contents


モンステラの特徴

モンステラはツヤのある大きな葉が特徴的な観葉植物です。

切れ込みの入った葉から光が差し込む様子が『希望の光を導く』とされ、モンステラの葉っぱのデザインは衣類やハワイアン雑貨でとても人気のあるモチーフです。

ワイルドな株姿

モンステラは中南米の熱帯地域などを原産とする、サトイモ科のつる性植物です。

名前はラテン語の「モンストラム」(「異常」や「怪物」の意味)にちなんだもので、切れ込みや穴の開いた独特な葉の見た目からこの名が付けられました。

特徴的な葉っぱの他にも、『気根』がモンステラの特徴です。モンステラは茎の途中からも根がひげのように垂れ下がり、この根が気根と呼ばれます。土から出ている気根はカットしても成長に影響はありませんが、気根の生えたワイルドな姿も熱帯の植物らしく人気があります。

モンステラと言葉

モンステラの花言葉は「嬉しい便り」「壮大な計画」「深い関係」です。

葉の穴や切れ込みの隙間から太陽の光を通すことで、下にある葉に希望の光を届けているように見えることから「嬉しい便り」という花言葉が付けられました。

また、大きくなる葉の生命力と葉の切れ込みによる見通しの良さから「壮大な計画」という花言葉が生まれ、「深い関係」は深い緑色や葉に入る深い切れ込みが由来です。

いずれもその特徴的な葉の切れ込みが花言葉に由来しています。「嬉しい便り」は希望の光を運んでくれる意味として、新しい門出を迎える方への贈り物としても喜ばれます。

就職祝いや結婚祝い、新築祝いにモンステラを贈ってみてはいかがでしょうか。

モンステラと風水

モンステラは、「恋愛運」「家族運」「健康運」を上げる風水効果があるとされています。大きな丸みのある葉が人付き合いを円滑にして、恋愛運や家族運を上げてくれるのでしょう。

恋愛運を高めるためには寝室に、家族運を高めるためにはリビングに置くと効果的です。健康運を上げるためには、邪気が溜まりやすいトイレに置くとよいとされています。

家族運や健康運を上げる効果があるとされるので、結婚祝いや新築祝いの贈り物に最適です。


モンステラの育て方

モンステラは観葉植物の中でも育てやすい種類です。しかし、お世話のポイントを大幅に間違えてしまうと、成長の妨げとなり思うように育ってくれないこともあるでしょう。

モンステラを室内で育てる際には、次に挙げるような基本のポイントを押さえることが大切です。

モンステラの置き場所

室内で育てるモンステラは原産地の熱帯雨林のように明るい日陰を好み、強い日差しを嫌います。

直射日光が当たると葉が日焼けのような状態になる葉焼けが起こるので、夏の時期の室内ではレースのカーテン越しの明るい窓辺に置くなど、適度に遮光をする育て方がおすすめです。

耐陰性のあるモンステラですが室内で日が当たらない育て方をしていると、日光を求めて茎が細く葉と葉の節目の感覚が間延びする徒長の症状が出てしまいます。

室内での育て方としては、少なくとも週に3〜4日は明るく直射日光の当らない場所に置くように管理しましょう。

モンステラの水やり

基本的にはモンステラの水やりは控えめを意識するくらいが良いです。

モンステラは根が太くて水もちがいい特徴があり、水やりしすぎると根腐れを起こしてしまう恐れがあります。

土を触って水分を感じずカラカラに乾いたら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)鉢底から水が流れるくらいに、しっかり水やりしてください。

一方、冬場の寒い時期には、夕方ではなく午前中や日中の暖かい時間帯に水やりを行いましょう。乾燥しすぎると枯れる原因になるので、特に真夏は土が乾きすぎていないかこまめにチェックしましょう。

また、受け皿の溜め水は根腐れの原因になります。水やり後は、受け皿に溜まった水はこまめに捨てることが重要です。冬も手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)2~3日後に水やりをします。

この時期は空気が乾燥するので、水やりと一緒に葉水も与えるとイキイキとした元気な葉を維持しやすいです。ただし、気温が低い時間帯に水やりや葉水を与えると逆効果なので、室内が暖かい時間帯に与えてください。

モンステラはサトイモ科の植物なので、吸収した水のうち蒸散しきれなかった水分は葉の「水孔」から直接出して水滴を作ります。この水滴は水のやりすぎという訳でなく、温度や湿度などの環境によって出したり出さなかったりするので心配しないでください。

関連記事【重要】観葉植物の水やりの基本【室内で育てる場合の水やりの頻度やコツをマスターしよう!!】

モンステラの肥料

基本的にモンステラは肥料は無くても良いのですが、与えた方が生長がよくなります。

生育期の5~10月に2か月に1度置き肥を置くか、水に薄めた液肥を2週間に1度のペースで水やり代わりに与えてください。栄養を必要としない休眠期の冬は、根が傷むことがあるため肥料を与える必要はありません。

モンステラは肥料が少なくても十分に育ちますが、葉色をよくしたり葉を茂らせたりしたい場合は、土に混ぜ込んだ元肥以外に追肥もしましょう。ただし、肥料の与えすぎは根を傷めるため、与えるペースや時期はしっかり守ってください。

肥料は毎年、毎回、必要というわけではないですが、鉢植えで育てる場合は、鉢の中の栄養素に限りがあるので植物の様子を見て与えるようにしましょう。

関連記事【検証】観葉植物の肥料の使い方【種類や使い方など状況ごとのおすすめな肥料をご紹介します】

モンステラの剪定

モンステラを育てる上で剪定は欠かせません。

モンステラはたくさん育つことが特徴でもある植物のため、剪定をしなければ伸びすぎて倒れてしまったり、すべての葉に栄養が行き届かなくなったりとトラブルの原因になってしまいます。

古い葉や傷んだり茂りすぎたりした枝葉を剪定します。根本からザクっと切ってしまってOKです。

年に1回程度、見栄えが悪くなったら5月〜9月の生育期に剪定するのがオススメです。

また、モンステラはサトイモ科の植物なので、樹液には触れないように気を付けてください。体質によってかぶれる恐れがあるので、剪定するときは手袋をすると安心です。もし触ってしまった場合は、流水で丁寧に洗い流してください。

関連記事【必見】モンステラの剪定方法【インテリアに最適なモンステラを小さく楽しむコツは剪定時期にあり!?】

モンステラの植え替え

モンステラは生長が早いので鉢の中で根がいっぱいに広がり、やがて栄養や水分を十分に吸収出来なくなってしまいます。そこで植え替えを行うと、生長に必要な養分や酸素を吸収できるようになります。

2年に1回を目安に5月~9月の生育期に、一回り大きい鉢に植え替えましょう。暑さには強いモンステラですが、剪定と同様、暑さで回復が遅れてしまうので、猛暑日は避けて行ってください。近年、猛暑日が続く日が多いので、梅雨時期までに行っておくと安心です。そして植え替え後は日陰で様子をみましょう。

植え替え直後は根がダメージを受けているため、肥料は与えないでください。肥料を与えると栄養を吸収しきれずに「肥料焼け」といって栄養過多で枯れてしまう原因となります。

根詰まりをしている株は生育が悪くなるので、2年未満であっても植え替えましょう。鉢底から根が出ているときや、置き場所などの管理が良いのに水の吸い上げが悪くなっているときは、根詰まりのサインです。

モンステラのよくあるトラブルと対処法

初心者でも育てやすいモンステラですが、もちろんトラブルも存在します。

ここではトラブルが起きたときの対処法を解説していきます。あらかじめ対処法を知っておけば、いざ何かあっても安心です。

根腐れ

根腐れとは、植物の根が腐った状態のことです。根腐れは根の先端部分から徐々に腐っていき、放置すると、幹が株元から腐って枯れていきます。

根腐れでは、以下の症状が見られます。

  • 水をあげても元気にならない
  • 土がなかなか乾かない
  • 葉が落ちやすい
  • 葉が茶色・黄色に変色している
  • 幹や幹の根本が柔らかい

根腐れの対処法は、鉢を入れ替えて土の環境を変えること。

傷んでしまった根は取り除き、健康な状態が取り戻せるような環境を与えてあげましょう。

枝先がダメになっている場合は、生きている部分までカットし、新しい葉を出すことで回復させます。

根元から腐っている場合は、無事な部分で切り取り、挿し木にして発根させて回復させましょう。

根腐れが起こると、新芽を残すように古い葉を落とす現象が見られます。重度の根腐れの場合は、新芽や枝の先から枯れることがあるので注意が必要です。

根詰まり

根詰まりとは、鉢の中で根がいっぱいになることで起きる症状です。

根詰まりは、以下の症状が見られます。

  • 水が浸透しづらくなる
  • 底から根が出てくる
  • 葉が黄色くなる
  • 鉢にヒビが入る

特に春夏の成長期で一気に伸びてしまうと上記のような症状が起きてしまいます。すぐに枯れる要因にはなりませんが、放置してしまうとフィカス・ベンガレンシスに悪影響です。

根詰まりの対処法は植え替えをすること。

フィカス・ベンガレンシスを現在の鉢より1つ上の大きい鉢に植え替えることで、上記の症状はほとんど解消されるでしょう。植え替えを行う時期も春夏の成長期が最も適しています。

葉焼け

葉焼けとは、日光の当たりすぎによって葉の色が変色してしまう症状です。

葉焼けでは、以下の症状が起きます。

  • 葉の色素が抜けて白くなっている
  • 葉の一部が茶色く枯れている

葉焼けの症状に気がついたら、早めに置き場所を検討し直すことが必要です。

葉焼けの対処法は、直射日光を避けて遮光すること。

葉焼けが起こるということは、日光が当たりすぎている可能性が高いため、直射日光に当てないような措置を取りましょう。

また、一度焼けてしまった葉は二度と元に戻りません。傷んだ葉はカットし、新しい健康な葉が生えてくるのを待ちましょう。

ハダニ

ハダニは繁殖力の強さと、薬剤耐性を持つとても厄介な害虫です。

ハダニが発生すると以下の症状が起きます。

  • 葉にクモの巣のような糸がついている
  • 葉の裏に小さな虫がついている
  • 葉に斑点や傷がある

放っておくと糸を張って大量発生する危険性もあるので、早めに対処を行いましょう。

ハダニの対処法はハダニに効果のある液体を噴霧すること。

ハダニが湧いてしまったら、市販の殺虫剤(ベニカファインスプレー・オルトラン)を使用するのが効果的です。2倍に薄めた牛乳などの液体を噴霧する対処法もありますが、匂いが気になる方には水で洗い流す方法もおすすめです。

そもそもハダニは、こまめな霧吹き・葉をふき取りきれいにすることを怠らなければ発生しません。

常にきれいな状態を保つために、霧吹きの購入は必須といえます。月に一度はシャワーで洗い流すなどの管理も必要です。

モンステラのよくある質問

最後に、モンステラの育て方に関してよくある質問とその答えを紹介します。

これを見れば、よりモンステラの栽培をイメージしやすくなるでしょう。

モンステラがひょろひょろになる原因は?

モンステラがひょろひょろになるのは日当たり不足が原因です。

耐陰性が強い植物ですが、日差しも入らない暗い場所では十分に成長できません。葉の切れ込みはなくなり、葉柄や幹は細くひょろひょろになります。

窓際の明るい場所に移動させましょう。ただし、暗い場所で育ったモンステラを急に直射日光に当てると葉焼けしやすいので、注意してください。

日差しが直接当たる場合は、レースカーテンで和らげた光を当てるとよいでしょう。伸びすぎた幹やひょろひょろの葉柄は剪定して、育てると力強く綺麗な葉が出てきます。

モンステラが枯れる原因は?

モンステラが枯れる原因は、日当たり不足、水の過不足、寒さが原因です。

モンステラは耐陰性が弱いため、日差しが入らないような暗すぎる場所では枯れる恐れがあります。日当たりのよい場所で育ててください。

水のやりすぎによって、土が常に湿っている場合は根腐れを引き起こします。水やりは適切に行い、生育が緩慢な冬は乾燥気味に育ててください。根腐れした場合は、状態の悪い根を取り除いて早めに植え替えることが重要です。

水切れを何度も経験すると根が傷みます。根腐れや水切れによって根が傷むと新芽が枯れるので注意してください。土の乾燥具合を確認しながら水やりを行うことが重要です。

モンステラは10℃以下の温度には弱い植物であるため、気温の下がる秋からは室内で育てると安心です。冬は冷え込む窓から離れた明るい場所で管理しましょう。

モンステラの冬の管理方法は?

モンステラは寒さに弱い植物です。最低10℃以上をキープして育ててください。

5℃程度まで耐えられますが、5℃以下では葉が黒く枯れる恐れがあります。春の生育に悪影響を及ぼすため、なるべく10℃以上をキープして育てると綺麗な状態で冬越しできるでしょう。

室内でも冬の窓際は屋外と変わらないくらいに冷え込むので、窓から離れた明るい場所に置いてください。ただし、暖房の風が当たると急激な乾燥によって葉が傷みやすいです。

暖房の風が直接当たると、急激な乾燥によってモンステラが枯れる恐れがあります。暖房の風が直接当たらないように気を付けてください。

関連記事【重要】モンステラの冬越し【冬に枯れてしまう原因は9割が水やりによるものだった!?】

まとめ:日当たりと水やりに注意してモンステラを育てよう

というわけで、【人気】モンステラの育て方【室内でも元気に育てるコツは日当たりと水やりに注意するだけ!?】を書いてきました。

この記事で解説した『モンステラの育て方』を実践してもらうと、モンステラを通年通して、室内で楽しむことができるようになりますよ。

もう1度確認しましょう。

【モンステラの特徴】
1、中南米の熱帯地域などを原産とする、サトイモ科のつる性植物
2、「嬉しい便り」という花言葉があり、祝い事の贈り物に最適
3、大きな丸みのある葉が人付き合いを円滑にして、恋愛運や家族運を上げてくれる

【モンステラの育て方】
1、直射日光が当たると葉が日焼けのような状態になる葉焼けが起こる
2、日光が当たらないと、茎が細く葉と葉の節目の感覚が間延びする徒長の症状が出る
3、モンステラの水やりは控えめを意識するくらいが良い
4、春から秋の生育期に緩効性肥料を2ヵ月に1回、液体肥料を2週間に1回与える
5、年に1回程度、見栄えが悪くなったら5月〜9月の生育期に剪定する
6、2年に1回を目安に5月~9月の生育期に、一回り大きい鉢に植え替える

【モンステラのよくあるトラブルと対処法】
1、水のやり過ぎによる根腐れに注意する
2、根腐れの対処法は、鉢を入れ替えて土の環境を変えること
3、成長期による根詰まりに注意する
4、根詰まりの対処法は1つ上の大きい鉢に植え替えること
5、日光の当たりすぎによる葉焼けに注意する
6、葉焼けの対処法は、直射日光を避けて遮光すること
7、
生育期のハダニの発生に注意する
8、ハダニの対処法は、ハダニに効果のある液体を噴霧すること

【モンステラのよくある質問】
1、モンステラがひょろひょろになる原因は、日当たり不足が原因
2、伸びすぎた幹やひょろひょろの葉柄は剪定して、育てると力強く綺麗な葉が出てくる
3、モンステラが枯れる原因は、日当たり不足、水の過不足、寒さが原因
4、水のやりすぎによって、土が常に湿っている場合は根腐れを引き起こす
5、モンステラは寒さに弱い植物なので最低10℃以上をキープして育てること
6、暖房の風が直接当たると、急激な乾燥によってモンステラが枯れることがある

以上がモンステラの育て方に関するポイントになります。

モンステラを室内で育てる上で注意すべき点は日当たりと水やりです。基本的にモンステラは直射日光を好むため、屋外でも日陰の場合はひょろひょろになる恐れがあります。鉢植えの場合は、直射日光に当たる場所に移動させて管理することが重要です。

またモンステラはむしろ可愛がりすぎて、毎日水を与え過ぎて枯らしてしまうパターンがほとんどです。季節に合わせて水やりの頻度を変えて根腐れを防ぎましょう。

ひとたびモンステラの育て方を覚えてしまえば、翌年もモンステラが立派に成長していく姿を見ることができますし、他の観葉植物にも活かすことができます。

モンステラを育てることはガーデニングに携わっていく上で、植物を今以上に輝かせることができる大事な技術なので、がんばって身につけましょう。